どれくらいのCO2を削減しますか?
太陽光発電によって代替された既存のエネルギーが本来排出したであろう二酸化炭素を抑制できたことになります。
代替した既存のエネルギーによってその量は変わり、原子力発電であれば二酸化炭素をほとんど排出しないため、それほどの抑制とはいえません。しかし、火力発電分を代替したとすれば、かなり多くの二酸化炭素の排出を抑えていることになります。
例えば、日本の平均的な1世帯から出る温室効果ガス排出量は年間約5,350kgとされており、そこに4kWほどの太陽光発電システムを導入したとします。太陽光発電は、電池そのものを生産する際に二酸化炭素を排出するのでそれも考慮して計算すると、年間で1,600kgほどの二酸化炭素削減につながります。
エネルギー別CO2排出量
(1kWhあたり)
石炭火力 | : | 975g |
石油火力 | : | 742g |
LNG火力 | : | 500~600g |
太陽光 | : | 53g |
風力 | : | 29g |
原子力 | : | 22g |