HOME設置とコスト > メーカーの選び方

メーカーの選び方

 いまや太陽光発電メーカーは国内に限らず国外にまで数多くのメーカーが存在し、その選択肢は広がっています。選んだメーカーの太陽光発電システムによって発電能力や価格は異なり、導入後に何年も運用を続けていけば、その差は大きく変わってくるかもしれません。そのため、各メーカーをよく比較し、慎重に選ぶようにしましょう。
 太陽光発電メーカーを選ぶうえでは、どのような点を重要とするかによって最適なメーカーは変わってきます。導入費用の回収計画を達成するうえで、発電量や導入価格などは適切であるか。近年、安価な導入費用を売りとする海外メーカーなどが事業参入していますが、それらは信頼できるメーカーであるか、評判はどうかなどを確認する必要があるでしょう。
 また、初期の導入費用だけにとらわれず、施工後の保証やアフターフォローなどは十分であるかもしっかり確認しておきましょう。ほかにも、自宅の屋根の形状に対し大きさは適切か。デザインはどうかなども確認し、設置後に後悔の無いよう十分に検討してメーカーを選びましょう。

主な国内メーカー

 変換効率が最も高いのは東芝のモジュールで、世界的にも最高となっています。
 HIT太陽電池を採用しているパナソニックのモジュールは高温での発電能力が下がらないため、年間を通して一定の発電効率を実現できます。変換効率が高ければ、その分省スペースな設置で運用ができます。
 京セラの小型太陽電池シリーズは、複雑な構造の屋根などへの設置を得意としています。
 シャープは1Wあたりの単価が安いのが特徴です。
 他にも多くのメーカーが存在し、各社で技術開発が活発に続けられているため、今後これらの特徴は変わってくる可能性があるでしょう。