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メガソーラー発電

 2008年の福田ビジョンでは、導入量を2030年までには40倍に引き上げることを目標としていました。日本国内の太陽光発電の導入量のうち、9割以上は住宅用の小規模設備です。今後普及をさらに拡大するために、大規模太陽光発電システム「メガソーラー」の導入が求められています。
 日本が太陽光発電世界一の座を奪還するためには、新築持家住宅の7割以上が太陽光発電を採用することや、電気事業者による世界最大レベルのメガソーラー発電機の全国導入などが求められます。
 国内では、環境省事業、NEDO事業によって大規模太陽光発電システムの導入を目指した事業が実施されています。これらを本格的に実施していくためには経済性に問題があり、今後、太陽光発電の本格普及を図るためには国のビジョンに合った予算措置や制度改革が必要でしょう。

電力会社のメガソーラー発電導入計画

 2008年、電気事業連合会は「メガソーラー発電導入計画」を発表しました。この計画は、電力会社10社が2020年までに全国各地で約14万kWのメガソーラー発電所を建設するというものです。電力会社による太陽光発電の導入は過去にも小規模・研究目的で実施されてきましたが、大規模発電所としては稀でした。この計画は太陽光発電が発電所として取り入れられつつある証と言えるでしょう。