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太陽光発電の実力

 3kW家庭用太陽光発電システムで発生する電力は年間で3,000kWhです。これを石油に換算した場合、630リットルにも及びます。つまり、各家庭の屋根に油田ができたようなものです。
 また、この電力量を二酸化炭素に換算した場合は、年間で約1.7tにも相当します。以上の計算から、日本の住宅の屋根やビルの屋上、空き地に太陽光発電システムを導入したと仮定すると、太陽光発電によって2,400億kWhを賄えることになります。つまり、日本の総需要電力量は約9,000億kWhなので、その約3割を太陽光発電で賄えます。さらに、この発電量を二酸化炭素削減量に換算すると1.3億t、石油換算で約5,000万klに相当します。太陽光発電によって日本の二酸化炭素総排出量の10%を削減することができるのです。

さらなる前進

 太陽光発電はこの60年でさらなる前進を続けてきました。主に以下のような大きな前進がありました。
・変換効率が4倍から10倍以上に向上した。
・コストが1/100近くまで低下した。
・信頼性は20年以上心配ない。
・電力系統との連携も問題ないことが実証された。
・世界での産業規模が2兆円近くになり、近い将来にもさらなる拡大が予想されます。
 以上の内容は大変大きな成果ですが、今後もまだ課題は多く、さらなる発展が期待されます。